純米吟醸原酒(生・火入)広島・八反35号 H16BY
種類 使用米 精米歩合 使用酵母 アルコール度 日本酒度 酸度
純米吟醸原酒 広島
八反35号
50% 静岡県酵母NEW-5  約16.9 +6.0 1.25
 広島産の八反35号は生産量も少なく、造りも困難なため、全国的にも広島県の蔵以外では、あまり使われておりません。広島県の蔵の八反35号を用いた酒も魅力的ですが、志太泉としては、違うタイプの酒を目指しております。昨年度までは、かなり酸を出して味的に力強さを目指しておりましたが、今年は静岡吟醸らしさを意識しました。おとなしく柑橘や香草のような落ち着いた吟醸香があります。第一印象はドライでソリッドに感じますが、独特の八反らしい米の個性が旨みというよりむしろ爽やかさに活かされています。酸度はかなり低いのですが、数字よりもはっきりとした酸があり官能的には酸度1.4位に感じます。
 <製造サイドからの視点>
 すべての酒を製造するにあたって、自然に意識する点は、昨年の同スペックの酒の印象です。昨年の酒をいかに再現するのか、あるいは、いかに変えていくのかという事です。今年は前述の通り変えてみました。もろみの経過温度について昨年度はあえてやや高めという意識がありましたが、今年は基本に忠実に低温経過させています。
(データはH16BY)
広島八反35号に関する詳しい情報は⇒
http://www.jazhr.jp/iine/sakamai/hinsyu/hinsyu1.html
H15BYの印象は
ラベル 1.8L

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